令和5年度離任式
令和5年4月13日(木)離任式を行いました。
式に先立ち、校長から離任された先生方の紹介と挨拶がありました。
その後、離任された先生方から最後の授業をしていただきました。
星野先生は、朝読の時間が至福の時間だったこと、文化祭の名物の「ビブリオバトル」も県大会で優勝したこと、また、茶華道部が「花の甲子園」で京都の大会に出場した時の話などをされました。そして失敗を恐れず笑顔で卒業していってほしいと話されました。
高島田先生は、挨拶をしてくれること、小テストも行事も頑張るところが豊高生の良い所だと述べられました。また、「我逢人」(がほうじん…人と人との出会いによってすべてが始まる)の言葉通り、新クラス・先生ともにこれから始まる出会いを大切にしてほしいと話されました。また、テニス部の生徒には総体を頑張って、とエールを送られました。
松山先生は、テストに一生懸命取り組んでくれて嬉しかったこと、吹奏楽部の顧問になりエレキベースをご自身でも演奏するようになったと話されました。そしてカーネルサンダース、伊能忠敬の話を出され、自分がやりたいことや思っていることは、どんな年齢になろうと諦めずに、真剣に取り組めば自然に周囲の人が助けてくれると述べられました。
浅井先生は、豊高に赴任されてすぐコロナウィルスが始まり振り回されたことから、ご自身の体験を踏まえ、当たり前のことが当たり前でなくなること、三年間で何か一つできると良いと話されました。そして、自分の進路をきちんと決めてそれに向かって達成できるように頑張ってほしいとアドバイスがありました。
小山先生は、「理科の先生ですが」と前置きをされた上で言葉の大切さに触れられ、言葉が世界を広げてくれること、旅行先で知り合った現地の方と今も付き合いがある、と、その場でスマートフォンを取り出して電話をかけられ、近況報告のパフォーマンスをされました。豊高では家族のような先生方にお世話になったと感謝され、新しい学校で頑張るのでみんなも頑張ってほしい、とエールをおくられました。
加藤先生は、ラグビーの教訓である「ALL OUT」、自分の持っている力を全て出し切ることが大切だと話されました。そして詩を朗読され、相手が強い弱いに関係なく、ラグビーで培ったド根性で自分も新しい学校で頑張ると話され、最後にはアントニオ猪木さんの「1、2、3、ダー!」を全員で力強くパフォーマンスしました。
大島先生は、目標よりも目的を大切にしてほしいこと、また、目標は達成できなくても、その過程を大切にしてほしいことを述べられました。そして、豊高ではバドミントンを再び始められたこと、豊高には迷ったときに背中を押してくれた先生、豊高をよくしていこうとする先生方がおられ、人の幸せは一人では作れない、人に支えられて成り立っていると話されました。
それぞれの先生から豊明高校に対する熱い思いが語られましたが、その熱い思いを生徒はきっと深く胸に刻んだことでしょう。
その後、代表生徒が感謝の気持ちを込めて謝辞を述べ、お世話になった先生方へ代表生徒がそれぞれ花束を贈りました。
離任された先生方、今まで本校生徒のためにご指導いただき本当にありがとうございました。新天地でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。