平成24年10月18日(木)、岐阜大学から先生をお招きし、本校で、出前講義をしていただきました。 |
今回、岐阜大学で提供されるいくつかのテーマのうちから、「遺伝子情報と難病治療薬の開発-ヒト |
設計図の解読がもたらすもの-」を選びました。お招きした先生は、工学部生命工学科 教授 大学 |
院連合創薬医療情報研究科・教授 北出 幸夫先生です。2年理系2クラス81名の生徒に対して、 |
講義をしていただきました。北出先生から、講義の前半で、「世界の医薬品産業における日本企業 |
の立場」、「遺伝子と疾病」の概略について学びました。後半では、「遺伝子治療」、「アンチセンス治 |
療」、「RNA創薬」など遺伝子レベルでの研究により、ゲノム創薬(ヒトゲノム情報を応用した画期的な |
薬を作り出そうというアプローチ)と呼ばれている最先端の医薬品開発について紹介していただきまし |
た。 |
生徒は、この講義を受講して、次のような感想を述べていました。 |
「新薬の開発に10年以上と200〜300億円の費用が掛かると聞いて、新薬が出来るまでのプロセス |
の大変さがわかった」、「細胞内の遺伝子の話について、とても興味をもちました」 |
北出先生には、忙しい中本校に来校していただき、誠にありがとうございました。 |